BOOK REVIEW~何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから
風邪をひいたので体力をつけて回復することを言い訳に,新たなダイエットの試み開始を先送りにしているこの頃です。
そんな自分に活を入れるべく,ダイエット本を読み直しております(結局ダイエット自体は先送りのまま…)。
今回ご紹介するのは,少し前の本ですが読んで目から鱗が落ちた一冊です。
痩せるための「脳の使い方」とは?
この本では,子供はおなかがいっぱいになると食べるのを止める,おなかがいっぱいのときは好物が出されても食べない,という例を紹介しています。
私自身も,小学校入学前は痩せており,お菓子を勧められても「明日食べる」と言って結局食べない,という,今思えば想像もつかない子供でした。
それと同様,フレンチのフルコースやスイーツなどを,制限なく食べている様子なのに痩せている人も,おなかがすいていないと食べない,という習慣がついていることが,著者のインタビューで判明します。
大人になると「偽の空腹感」に騙されて食べてしまい,空腹でないのに食べてしまうのが,痩せられない原因だったのです。
空腹を感じたら,食べて良い合図
空腹感を脳で感じてから食べる(感じないうちは食べない)を実践すれば,痩せていくという,かなり分かりやすく単純なダイエットルールが導けます。
ということで,実践を試みたのですが,「偽の空腹感」かどうかを感じ分けるのが,意外と難しいのです…
この本では,その点については時間の感覚で見分けることを紹介しています。
食事と食事の感覚は,5~6時間が通常,とのこと。
それまでの間に空腹感を感じたら,すぐに口に物を入れずに,30分別のことで気を紛らわせるのが良いようです。
食事をより美味しくする最高の調味料とは?
この本のもう一つの提案は,空腹感が食べ物をより美味しく感じさせる最高のスパイス,ということ。
なるほど,確かに空腹で食べれば,何でも美味しく感じられます。
普段から心がけるには良い習慣ですね!
風邪が治ったら実践しよう…