「バチッ」は放電できてないかららしい ~静電気対策~
冬場、乾燥してくると悩まされるのが<静電気>です。
だいぶ前に、旅客機の機内清掃のバイトをしていたことがあるのですが、まぁ、静電気には悩まされました。
機内は乾燥がひどいですからね。
シートのバックポケットにある雑誌の差し替えなんかしていると、すぐに「バチッ」です。
たまに清掃中に機内の電気が消えることがあったのですが、その時見た静電気は忘れられませんw
青い光なんですよ。ちょっとした電撃攻撃です。
痛いし。
さすがに機内ほどひどくはないのですが、オフィスの乾燥も相当なものです。
友達の肩に手をあてただけで「バチッ」。
扉にさわろうとしただけで「バチッ」。
いちいち痛いんですよ。
もう、こっちが電気持ちなのか相手が原因なのかはわかりませんが、うんざりですw
そもそも、静電気がなぜ起こるのかというとですね。
摩擦などによって生じた電気が自然循環しないで体内にとどまっている状態のときに、金属などの電気を通しやすいものに触ると、一気に電気が放電されて「バチッ」になるんだそうです。
さらに、静電気は湿度20%以下、温度20℃以下で起こりやすいそうです。(だから冬場が多いわけですね。)
よく「バチッ」となる人は、帯電体質なんですね。
帯電体質で多いのは、冷え症・肩こりなどのお悩みをもっている人だそうです。
また、血液ドロドロ状態の人も帯電体質になりやすいそうです。
これは、血液中のマイナスイオンが不足している状態のことで、血液がプラスの電気を帯びた状態に偏っているからだそうです。
プラス電気に偏った血液はマイナス電気を呼び、帯電体質になってしまうんだそうです。
帯電体質って血液の健康とも関わっていたんですね、ちょっとびっくりです。
要するに、身体に帯電している電気を放電してしまえば、あのいちいち不愉快な「バチッ」にも合わないで済むわけですね。
一番手っ取り早い方法は、ものにさわって放電することだそうです。1~2秒でOKのようです。
ただし、電気をよく通す物質と通しにくいものがありますので注意が必要です。
帯電しやすい物質:プラスチック、ゴム、樹脂
放電しやすい物質:木、紙、コンクリートの地面や壁
金属など、電気を通しやすいものだと一気に放電されて「バチッ」になってしまいますので、放電先は選ばないといけません。
壁のクロスや木、コンクリートの壁などにじかにさわると放電されるそうですので、手っ取り早いですよね。
室内の場合は、湿度を60%以上にするのも静電気防止策になるそうです。
ちなみに市販の静電気除去グッズは、電気は流すが一気には流さない材質で作られているそうです。
マメに放電していれば、「バチッ」にも悩まされないで済みそうですね。
私も友達の肩をたたく前に、机にでもさわろうかと思いますw
あと、血液サラサラ(健康)にも気を遣わないといけないということですね。
静電気がひどいので頭にきて調べただけだったのですが、静電気について知らないことが多かったなぁと思いました。