せりとホタテの和え物
季節の野菜を使ったレシピを作ることにしました。
この時期なら、せりが旬で冷え症にも良いし、手軽で超かんたんだったので早速作ってみました。
ちなみに<せり>は、別名をシロネグサ(白根草)といい、湿地性の植物です。
春の七草のひとつでもあり、1月~2月ころにスーパーに並びます。
この時期のやわらかい茎を食べます。
香りは独特ですが、しゃきしゃきして美味しいですよ。
効能としては以下のようなものが挙げられます。
・貧血
・保温・発汗
・便秘
・冷え症
・風邪お予防
・解毒作用
・高血圧
せりは主に鍋ものやごま和え、おひたし、みそ汁、てんぷらなどに使われます。
また肉の消臭効果もあるので、一緒に炒めても良いですね。
ホタテ貝は産卵期が2月~3月ですので、この時期なら子持ちボイルホタテが良いそうです。
身がふっくらして美味しいのは5月~7月、11月~12月だそうです。
水温の上がる8月などは身が痩せてしまいますので、いまいちです。
せりとホタテの和え物
<材料 2人分>
・せり…1束
・刺身用ほたて貝柱…4つ
・しょうゆ…小さじ2
・レモン汁…小さじ2
<作り方>
1. せりは沸騰したお湯にさっとくぐらせて(20秒くらいでOK)冷水にさらします。
2. ホタテは、沸騰したお湯に入れ、表面が白くなったら取り出して4等分に切ります。
3. ボウルにしょうゆとレモン汁を入れてまぜ、冷水から取り出してぎゅっとしぼったせりとホタテを入れて和えてできあがり。
さっぱりとした味でせりのしゃきしゃき感がたまりません。
ちなみに一人暮らしの方は、せりとホタテを半分にして、雑炊を作ってみてはいかがでしょう。
冬場は温まりますよー。
せりとホタテの雑炊
<材料 2人分>
・ご飯…100g(雑穀米、冷や飯がよい)
・せり…1/2束
・刺身用ほたて貝柱…2つ
<A>
・しょうゆ…大さじ2
・料理酒…大さじ1
・ほんだし…適量
1. せりは水洗いして4cmくらいに切っておきます。沸騰したお湯に<A>を入れ、まぜます。
2. 1.にご飯を入れて、1~2分煮立たせます。(ご飯の柔らかさはお好みで)
3. 4等分に切ったホタテを入れて、30秒くらいしたらせりをいれます。
4. せりを入れたら20秒くらいで火を止め、出来上がり。
雑炊は、ご飯100gでも倍くらいに膨らみますので満腹感もあり、ダイエット中のメニューとしても大活躍です。
ポイントはホタテとせりをあまり煮込み過ぎないようにするくらいです。
簡単でおいしいレシピですので、ぜひ作ってみてくださいね。