節分は豆撒いて恵方巻(太巻き)を食べよう
今日は「鬼は外~、福は内~」の<節分>です。
せっかくなので、<節分>について調べてみました。
昔から季節の変わり目には邪気が生じると考えられていたそうで、邪気のことを「鬼」としたそうです。
季節の変わり目って、気温の高低差も激しく体調を崩しやすい時期ですものね。
この「邪気(=鬼)」を追い払い、福を呼び込むために行われるようになった行事が<節分>です。
元々は宮中行事の<追儺(ついな)>(「鬼やらい」や「厄払い」とも呼ばれます)というもので、その行事のひとつだった豆打ちの名残りが豆まきとして伝わっているそうです。
豆まきのお作法って知ってます?地域によって違うとは思いますが、以下がスタンダードな豆まきのお作法のようです。
1.福豆(炒り大豆)を豆まきをする夜まで枡か三方(神様にお供えものをする器)に入れて神棚にお供えしておきます。
2.鬼は夜中にやってくると言われていますので、豆まきは夜に行います。家族全員で行いましょう。
3.豆まきは、基本、家長の役目です。ですが、年男、年女、厄年の人がやる場合もあるそうです。
4.家の玄関を開けて「鬼は外!」と豆を撒き、鬼が戻ってこないようすぐに戸を閉めてから、「福は内!」と部屋の中に撒きます。
※本来は奥の部屋から順番に鬼を追い出して最後に玄関だそうです。
5.豆まきが完了したら、1年の厄除けを願い、年齢よりも1つ多く豆を食べます。これは、新しい年の厄払いだから1つ多く食べる、数え年として1つ多く食べるなどいろいろ説があるようですね。
豆の数が多すぎてさすがに無理という場合、福茶でもいいそうですよ。
ちなみに、なぜ炒った大豆をまくのかというと…。
大豆には穀霊が宿るといわれ、米に次いで神事に用いられてきたそうです。
穀霊で悪霊を祓う、魔の目(魔目=まめ)に豆をぶつけて魔を滅する(魔滅=まめ)ともいわれているそうです。
<恵方巻き(太巻き/巻き寿司)>
節分の日には豆を撒いて鬼払いをするだけではなく、太巻き(巻き寿司)を食べると縁起が良いといわれています。
私は東京出身なので、あまり馴染みがないのですが、大阪地方では、昔から節分には太巻きを食べる習慣があるようです。
これは私も知らなかったのですがw、そもそもこの太巻きのことを<恵方巻き>と呼ぶようになったのは、なんとコンビニのセブン-イレブンがはじまりなんだそうです。
そもそもは、セブン-イレブンが売上の落ちる時期の目玉イベントとして考えたもので、それ以前は「丸かぶり寿司」「節分の巻きずし」「幸運巻きずし」などと呼ばれていたそうです。
いわれてみれば、恵方巻きってコンビニがものすごく力入れて宣伝していますよね。
うちの近所にはファミリーマートが多いのですが、やたら恵方巻きの旗が目立っていますw
恵方巻きの食べ方のお作法は、節分の夜に、その年の恵方に向かって願い事を思い浮かべつつ無言で丸かじりするのが習わしなんだそうです。
ちなみに、恵方巻きは、7種類の具材を使うそうです。
代表的な具材は、かんぴょう・キュウリ(レタス・かいわれ)・シイタケ煮・伊達巻(だし巻・厚焼き卵)・ウナギ(アナゴ)・桜でんぶ(おぼろ)などで、その他にも焼き紅鮭、かまぼこ(カニ風味かまぼこ)、高野豆腐、しそ(大葉)、三つ葉(ほうれん草)、しょうが、菜の花、ニンジンやサーモン、イクラ、イカ、エビ、まぐろ(ネギトロ・漬けマグロ)など、バラエティに富んだ具材の太巻きがたくさん売られています。
そんなわけで、ファミリーマートで定番の恵方巻きを買ってきました。1本380円です。ついでに牛すき煮 恵方巻きも買いました。
他に海鮮恵方巻きとかあったんですが、さすがに食べきれないので、この2本でw
<恵方巻き>
・高野豆腐
・きゅうり
・椎茸煮
・おぼろ
・かんぴょう
・穴子
・厚焼き玉子
・海苔
<牛すき煮恵方巻き>
・牛肉煮たれ和え
・人参ごぼうしいたけ煮
・こまつな
・しらたき炒め
・海苔
牛すき煮恵方巻きは、ふつうの太巻きですねw美味しかったですけど、2本は食べきれませんでした。紹介したいがために買ってしまったのでちょっと後悔ですw
とはいえ、今年の恵方は西南西なので、ざっくり西南西の方向を向いて、恵方巻きをかじりましたw
いいことありますように!