漢方セミナーで美養丸薬を作った!

漢方

薬日本堂が開催しているプレミアムセミナーで「漢方の美養術」というのがあったので、行ってきました。

お肌に良い、なんちゃって「美養丸薬」です(注:医薬品ではありません。)。

前半は、中医学や薬膳の歴史について学びました。
中医学の書籍や、楊貴妃、小野小町、西太后など、いわゆる<美>への執着がすごかった方たちが何を愛用していたかなど、いろいろと面白いお話が聞けました。

後半で丸薬作りをしたのですが、今回作った丸薬は、材料さえあれば、小一時間でできてしまう、超初級者編でした。
手軽にできて美容に良いとなると、材料をそろえないわけにはいかないですねw

美養丸薬

まずは、レシピをご紹介します。

<材料(1人分)>
・ハトムギ粉…25g
・甜杏仁粉…5g
・真珠粉…2g
・蜂蜜…35g→28g
・きな粉…適量

<作り方>
1.ボウルにハトムギ粉、甜杏仁粉、真珠粉を入れて混ぜ合わせます。
2.鍋に蜂蜜を入れ、沸騰させ、しばらく煮て水気を飛ばします。
3.煮込んだ蜂蜜をボウルの中に入れて熱いうちにヘラで良く混ぜ合わせます。
4.なじんできたらシートに移し、ツヤがでるまでしっかり練り込みます。
5.練り終わったら、直径2cmの棒状にのばします。
6.2cm幅くらいに切って丸めます。(もっと小さくしてもOK)
7.そのままだとくっつくので、きな粉をまぶします。

■甜杏仁粉について
バラ科の南杏の成熟種子を乾燥したものです。効能は、咳止めや整腸作用があります。(食べ過ぎるとおなかがゆるくなるので注意!)
美容効果は、肌を明るくし、うるおいがでます。毎日3g~10gを摂るとよいです。杏仁豆腐などお菓子にして食べるのがおすすめです。

杏仁豆腐

■ハトムギについて
イネ科のハトムギの成熟種子を乾燥したものです。効能は水分代謝を良くし、むくみをとります。また、胃腸を整え、下痢を止めたりします。
美容効果は、イボなどのしこりをとったり、白ニキビの改善にも良いです。ハトムギご飯にして食べるのがおすすめです。

麦畑

■真珠粉について
アコヤガイおよびクロチョウガイの外套膜組織中に病的に形成された顆粒状物質です。
ストレス解消や頭をすっきりとさせ、目にも良いです。美容効果は、肌をひきしめ、きめを整えてくれます。また美白にも良いです。

丸薬というより、昔ながらの、きな粉をまぶした飴のような感じです。甘くてとっても美味しいです。
実際、一日の容量であの量なんですが、一度に食べるにはちょっと量が多いので、会社に持って行っておやつにしたり小腹がすいたら食べています。

真珠

賞味期限は冷暗所で2週間ほどとのことだったので、冷蔵庫で保存していたのですが、出来上がってすぐよりも冷蔵庫で冷やして固まった状態の方が、より飴っぽいので私は好きです。
冷やして食べるのがおすすめです。

薬膳に興味のある方は、(材料はちょっとお高いですが)作り方は超カンタンなので、ぜひお試しくださいね♪

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